狂武蔵たくチャンネルといえばやはり坂口拓さんが77分のシーンをワンカットで、なんと588人を切ったという壮絶な撮影が話題になった。
坂口拓さんとプライベートでも親交のある山中アラタさんは、撮影中に坂口拓さんに対して心の底からの恐怖を感じたという。
そのくらいに全身全霊で撮影に臨んでいたのだ。
仕事とはいえ自分たちの生活の中で全身全霊で何かを取り込むという場面が人生の中でそうあるものではないというのはある程度長い期間生きてきて自分でも分かっている。
なんなら私は全身全霊で何かに挑んだことは未だかつてないのかもしれない。
自分のすべてをかけてまるで命を削るかのように何かに没頭したり、何かに挑んだりするというのは生きているからには一度はチャレンジしてみたいと思う一方で、そこまでして何になるのかというどうしようもない臆病な自分がいるのも事実だ。
どちらにしても何かに対して自分のすべてを賭けて挑めるというその心の強さや人間としての大きさには本当に憧れる。